星空まで続く階段をのぼりたい

昭和-平成初期のアイドルがすきです。

SMAP曲・嵐曲のススメと比較

 

これは、SMAPド新規ファンであり、元嵐ファンであったしがない1オタクのオタクによるオタクのための自己満足のブログです。

 

前回のブログでも少し触れたように、1年前に久々に嵐の曲を聴いた時絶対にブログにまとめようという決意をしたのですが、なかなか纏められず…というか、画像にもまとめようとした時手をつけることが出来ず、今日にまでなってしまいました。

今年の夏あたりに纏めようとまだまだ温めておくつもりだったのですが、嵐が2020年で活動休止をすることを発表し、再び嵐とSMAPが比較され、どちらのファンもバッシングをしバッシングをされという立場になってしまっているのを見て、今こそ完成させるべきだ!と思い書きます。


既にどうでもいい長い前置きが続いていますが、この先も支離滅裂で読みづらい駄文が続きます。でも「嵐は事務所に守られてここまで来れた」と考えているスマオタさんや「SMAPの曲なんて有名どころの曲だけだ」と考えているアラシックを中心に、両グループのファンでない方にもぜひ曲を聞いて頂きたい。彼らの音楽性の素晴らしさを知って欲しい。そう思い綴ることにしました。

 


※歌詞や曲自体など個人的解釈・感情が多く含まれているところが多いですが、ご了承頂き軽い気持ちで読んでいただきたいです。よろしくお願いします。

SMAP曲を全て聴き切れていない上に、2015年以降の嵐曲をほとんど追えていないため、聴いたことのある曲のみを挙げています。

 

 

私は解散後に突然SMAP沼に落ちたSMAPド新規ファンです。以前からアイドルに魅力を感じて、浅く広く多くのファンをしていました。二次オタでもあり、5人(6人)のこれまでのストーリーや曲やビジュアルや関係性などに二次元並みのもしくはそれ以上の魅力を感じて、気付いたらすっかり沼にハマっていました。ツートップの少年漫画を超える関係性だったり、今も変わらず美しい6人が6スマ時代~2000年代ではさらに眩い圧倒的ド美ジュアルであったことだったり…。実際に同じ人間であることを疑うような魅力の多さにファン歴1年を超えた今でも未だに恐れ慄いてい‪ます。


そんなSMAPにどっぷりな今の私が今まで一番長くファンでい続けた人々が嵐の5人です。10年以上に渡り嵐ファンをしていました。今は落ち着いていますが、嵐を好きでいられた時間はいつまでも大切な宝物であり、彼らの良さを知りファンになれたことは一生の誇りであると感じていて、こんなに長い間熱量を注いだ人たちは後にも先にもいないと思っています。

 


「同じ5人である」とか、「SMAPも嵐も曲がいい」とか、「バラエティ番組が面白い」だとか、似たところが多い2グループは、いい意味でも悪い意味でも比べられることが多いように感じます。

私はアイドルやアーティストを好きになる要因として最も重要としているのは、音楽性です。嵐を10年以上もファンでい続けることができ、また4、5年前にファンをやめた理由も音楽性や音楽性の変化にあります。

そしてSMAPにハマったきっかけも彼らの音楽にありました。『夜空ノムコウ』や『らいおんハート』、『世界に一つだけの花』などしか知りませんでしたが、SMAPの昔の曲・今の曲を聴き漁っていったことで深い深い沼にハマっていきました。


どうしても好きな人や好きな作品同士の共通点を見出してしまうオタクであり、このブログを書こうと思ったきっかけもまたいくつかのSMAPの曲と嵐の曲に共通点を感じたためです。曲の紹介については後ほどしますが、まず個人的解釈でSMAPの曲と嵐の曲の特徴を述べてみます。

 

 

SMAP曲の特徴

まずはSMAPの曲について。

SMAPは1988年に結成、1991年にデビューしましたが、デビュー当時の曲は1980年代後半~1990年代前半に社会現象まで巻き起こした光GENJIの曲調やスタイルを残したものが多かった。アイドルとアイドルファンのバーチャル恋愛的要素が、シングル・c/w曲・アイドル曲のほとんどに取り入れられていました。

例えばシングル曲『ずっと忘れない』や『君と僕の6ヶ月』(『がんばりましょう』c/w曲)、香取のソロ曲である『日曜日のアニキの役』(アルバム『SMAP 004』収録曲)など、歌詞だけを読んでもその情景・ストーリーが簡単に思い浮かべることが出来るような曲が多いです。


曲調もまた、ポップで明るいものが多く、当時のアイドルらしさが詰め込まれた可愛い曲が多い。

しかしSMAPの作品は1990年代前半がアイドル氷河期と呼ばれCDの売上げが厳しかったこともあり、以前のジャニーズタレントに比べ話題にあがることは多くありませんでした。こんなに素晴らしい曲が多いにも関わらず…。バンドブームとアイドルの衰退がかなり厳しいものであったことが伺えます。

 

そんなSMAPは1994年にシングル曲『オリジナルスマイル』、『がんばりましょう』を発売。それまでアイドルとファンを一対一で表すバーチャル恋愛的要素の多かったアイドル曲と一変し、今までのアイドルの曲には無かった対複数に向ける応援歌を発表しました。また、シングル曲だけではなく、アルバム曲でも1995年のアルバム『SMAP 006 ~SEXY SIX~』から、演奏者に海外の有名アーティストを呼び、50年代60年代の洋楽・ファンク要素を取り入れるなど、歌詞・曲調どちらにおいても今までのアイドル曲の概念を覆していきました。

そして『青いイナズマ』、『SHAKE』、『夜空ノムコウ』、『らいおんハート』など話題作を次々とリリースし、SMAPSMAPの音楽も認知されるようになります。


私は新しいメディアを開拓しながらも生放送やコントなど、昭和的要素を忘れないSMAPのバラエティへのこだわりが大好きですが、これはSMAPの音楽性にも表れています。

2000年代2010年代のSMAPの曲でもシングル曲では『世界に一つだけの花』や『ススメ!』、『前に!』、『Joy!!』など、心に響く応援歌としての曲をリリースしながらも、バーチャル恋愛的要素のある曲をアルバム曲では取り入れ続けていたところです。


また、多くのアーティストが作詞作曲に参加していたこともSMAPの音楽の魅力の一つ。スガシカオが『夜空ノムコウ』の作詞、槇原敬之が『世界に一つだけの花』の作詞作曲を手がけたことは有名ですが、他にも斉藤和義椎名林檎竹内まりや川谷絵音(ゲスの極み乙女)など、有名アーティストから若手バンドまでSMAPはあらゆるアーティストから楽曲提供を受けました。

 

 

嵐曲の特徴

次に嵐の曲について。

1999年にデビューした嵐は初めて本格的にラップを取り入れたグループとして、SMAPや他のグループと比べてもデビュー当時から挑戦的な曲が多いです。

特に2nbアルバムや3rdアルバムは歌詞がアイドルにしては少々過激であったり、曲調も1990年代以前のアイドル曲とは大きく異なります。また、嵐はシリーズ曲や嵐自身を歌った曲が多く(後ほど詳しく紹介)、ラップ担当であり2002年から自らラップ詞を作詞している櫻井を中心に、彼らによる作詞曲も多い。

櫻井による作詞では、

アイドルがどれほどか見せてやるよ!」「ジャニーズ代表 嵐」「歴史のページを今めくれ」「ステージ上 終身雇用

など、嵐がアイドルの歴史を変え“独自のアイドル”を作って行こうという精神が感じられます。(これらの歌詞の楽曲も後ほど書きます)


私は2011年の『果てない空』辺りから嵐の曲に優等生を演じているような、それまでの挑戦的な要素が感じられなくなり面白みが無くなってしまったと感じてから、徐々に聴かなくなり2015年以降はほとんど聴かなくなりました。しかし、SMAPのように山下達郎竹内まりや夫妻やゆずによる楽曲提供を受けているようで、今でも嵐の音楽は話題になっていますね。

 

SMAP曲と嵐曲

 

①アルバム『SMAP 012 ~VIVA AMIGOS!~』と『HERE WE GO!』
  • SMAPSMAP 012 ~VIVA AMIGOS!~』(1999年)
  • 嵐『HERE WE GO!』(2002年)

 

私がSMAPの曲を聞き漁って行く時に一番感じたことが、「SMAPのアルバム『SMAP 012 ~VIVA AMIGOS!~』(1999年)と嵐の2ndアルバム『HERE WE GO!』(2002年)がめちゃくちゃ似ている!!!」ということでした。曲では特にSMAPの『Duo』と嵐の『星のFreeway』は、夜の高速で窓を開け夜風を感じながら聞きたいナイトドライブ曲同率1位。『星のFreeWay』は当時の嵐の曲では珍しくラップがないですが、逆に『Duo』は香取・草彅のラップがあります。本格的にラップを曲に入れたのは嵐が初めてですが、SMAPはラップ要素も取り入れるなどアイドル曲にも関わらず、様々な要素を取り入れていたことが分かります。

 

アルバム収録のシングル曲ではSMAPは『Peace!』(1998)、嵐は『ナイスな心意気』(2002)が収録されています。

だけどツツがない今日が実は何より大事」(Peace!)、「今がすべてじゃないからあんまりムキになんなよ」(ナイスな心意気)

どちらも当たり前に存在する何気ない日常を生きていくことが一番の幸せだと教えてくれる新感覚アイドルソングなところがドツボ。

またこの2曲はPVも最高にいい。『Peace!(1999年)』は当時無駄にはやっていた21世紀に向けてのエモくて少しダサさのある近未来的世界観のPV、『ナイスな心意気(2002年)』は嵐の5人がサラリーマンだったら…をモチーフにした当時のヤンチャで幼くて若い嵐の可愛くて可愛くて可愛い様子がとても良いでしかないので、どちらの曲もPVと一緒に楽しんで頂きたいです。

 

両グループとももう1曲ずつシングル曲が収録されています。SMAPは『たいせつ』(1999年)、嵐は『a Day in Our Life』(2002年)。この2曲も、どちらもメロディ・歌詞・メッセージ性良いのでこちらも合わせて聴いてほしいです。他にも『言えばよかった』、『いま愛を語ろう』などの隠れた名曲もあるのでこちらもぜひ。

 

個人的にアルバム『GIFT of SMAP』(2011年)と『僕の見ている風景』(2010年)、『Mr.S』(2014年)と『LOVE』(2013年)も似ている…と感じています。。それぞれにいいところがありますが!


他にも似ている…と感じた曲がいくつかあるので、順に挙げていきます。

 

 

②言葉ではなく音楽で掴んでくる曲

 

言葉よりずっと大切なこと伝えたいよ」(この瞬間、きっと夢じゃない)、「言葉よりも大切なもの ここにはあるから」(言葉より大切なもの)

 

歌詞が似ている!という単純な理由ですが、恋愛ソングを歌うことが定番であったアイドルがこういった応援ソングを歌うことが改めて最高と思える2曲。辛い時苦しい時に『言葉より大切なもの』を聞いて涙を拭いてまた走ろうとなりたいし、『この瞬間、きっと夢じゃない』を聞いて明日も頑張ろうと思えます。

ちなみに『言葉より大切なもの』は、主題歌であった二宮主演のドラマ『Stand Up!!』のロケ地であった戸越銀座商店街で撮影されたPVですが、実際の商店街の方と戯れたり若い嵐が悪ふざけしたりしているのが、見ていて微笑ましいです。(同じ日に撮られたB面の『ハダシの未来』のPVもかわいい)

 

 

③歌詞訳分からないけどとにかくアガるLIVE定番曲
  • SMAP『BAN!BAN!バカンス』(2005年)
  • 嵐『きっと大丈夫』(2006年)

 

ドラマ「木更津キャッツアイ」(櫻井出演)やドラマ『流星の絆』(二宮主演)の脚本も書かれた宮藤官九郎が作詞を手がけた『BAN!BAN!バカンス』。2009年に発売されたベストアルバム『All the BEST! 1999-2009』(5×10)にも収録されているため、嵐ファンでなくても多くの人が聞いたことある曲であろう『きっと大丈夫』。

稲垣って名字の半分は ガキ ガキ ガキ」(BAN!BAN!バカンス)

シャカシャカベイブ 近所のお祭りも いいじゃない 悪くない 愛じゃない」(きっと大丈夫)

…とかとにかく訳分からない歌詞だけど、シャッフル再生で流れたらいつでもアガる曲だし、どちらもライブで盛り上がる2曲です。そして曲に合った両グループともわちゃわちゃが楽しめるPVもかわいい。

あと嵐は『Troublemaker』も意外と歌詞意味分からないですよね。当時曲終わりの「輝きを秘めた ハートビート…」からの櫻井・大野のハートを作るポーズからの5人1列で足踏みダンス(?)をするフリで、いつも大野くんが省かれるという遊びをしていたのが可愛くて、出る番組出る番組で楽しみにしていたのを思い出して、懐かしくてふと涙が出ました。。

 

 

④夏に聴きたいキュートなラブソング
  • SMAP『SUMMER GATE』(2005年)

アルバム『SMAP 016/MIJ』収録 (『SMAP 25 YEARS』にも収録されています)

  • 嵐『Oh Yeah!』(2007年)

アルバム『Time』収録

 

どちらもアルバムからの曲です。アルバム『SMAP 016/MIJ』と『Time』は、この2曲以外にも、似ていると感じる曲が多くあり、(『A Song For Your Love』と『Be with you』とか) 2曲以外も良曲ばかりで楽しめる夏のアルバムです。私的にどちらも夏らしい爽やかなメロディに合ったキュートな歌詞が一番の魅力。

君と一緒なら宇宙へ飛べそうなんて曖昧かい?」「はぐれても捕まえてあげるから 僕についてきなよDance Dance Dance Dance Wiz Me」「愛しあいたいのに 君はShy Shy 抱きしめあうのに シャツはいらない」(SUMMER GATE)

自転車の後ろに 君の体温乗せて 明け方に
翔(かけ)る 静寂の路(みち)を 負ける 戦(いくさ)はしないよ キラキラ 二人だけの 朝と自由」(Oh Yeah!)

打ちながらえーーーまってまって………可愛すぎでは……???と改めて頭をかかえています。え……………最高に可愛すぎません…。サマゲはもう照れあいながらもはちゃめちゃに好きあっている二人を容易に想像できるし、Oh Yeah!みたいに彼のバイト帰りに二人で夜に待ち合わせして二人乗りしたすぎた……。これをこのアイドルたちが歌っているというのが最高の萌えポイントですね。

作詞家さんは『SUMMER GATE』がSMAP他多くのジャニーズ曲の作詞・作曲を手がける井手コウジさん、『Oh Yeah!』のUNiTeさんはSPINさんの別名義で、嵐の『Love so sweet』や先ほど紹介した『きっと大丈夫』、アルバム曲でもファンに人気が高い『途中下車』や『素晴らしき世界』も手がけています。

そしてOh Yeah!は最初から最後までユニゾンですが、サマゲは歌割りも素晴らしい……。

はぐれても捕まえてあげるから 僕についてきなよ」を吾郎ちゃんが歌うのも2番の「わからない事は教えてあげる 全部まかせといて」を中居くんが歌うのも反則すぎるし、大サビの「愛したいのに 君は Shy Shy」を木村くんが歌うとか無敵すぎる。語彙力が無いですがとにかく素敵なので多くの人に聴いて欲しい。

また、『Oh Yeah!』のサビには、

もう一度 あの日に戻るとしても おなじ路(みち) 選ぶだろう

という歌詞がありますが、10周年の記念ライブツアーの国立競技場の最後のあいさつで、櫻井がこの『Oh Yeah!』の歌詞のように、デビュー時に戻っても同じ路を選んだと思うと話していたのが好きです。(5×10ライブDVDに収録されています。)

今『Time』を聴きながら打っていますが、本当にこのアルバムは名盤…。シングル曲はあの『Love so sweet』ととっても爽やかで美しい名曲『アオゾラペダル』も入っているし、ほかの曲も素晴らしい!(今『ROCK YOU』聴いているけど翔さんラップからのニノソロの流れ神がっている…) 発売3、4年後も『Time』を異常に推す友人と『Love Situation』のフリを一緒に踊っていたのを思い出しました。(ちょくちょく要らない話を挟むな…) ぜひアルバム『Time』聴いてください。MIJももちろん名盤!

あと嵐の夏曲は『Summer Splash!』(2011年)(アルバム『僕の見ている風景』収録) もライブに行きたくなるとっても楽しい曲です。5人のガヤも聴いてて微笑ましい。SMAPも色々ありますが、キュート部門だと『はじめての夏』(1993年)もトップを争う曲です。

 

 

⑤冬に聴きたい両グループの曲

またまた余談ですが、これを最初にまとめたのが昨年の夏だったため夏曲を取り上げたのですが、改めて今書き記して「冬曲もあげなければ…」と思い立ったものの、意外と冬曲が思い浮かばない……特にまだ聴き漁れていないSMAPは『夜空ノムコウ』しか思い浮かばない…。というわけで、Twitterでフォロワーさんに聞いたらありました!

でも嵐もSMAPも冬曲が圧倒的に少ない。なぜか?嵐はここ2002年から2011年まで、夏にアルバムを発売→ライブツアーの流れが毎年恒例となっていました。2012年以降は秋にアルバム発売→冬から年明けにかけてライブツアーを行う流れになりましたが、アルバムはファンをやめた後も追っていましたが冬曲はありませんでした。

そしてSMAPは後追いだったため発売日が年しか知らなかったのですが、調べてみるとSMAPもアルバムを夏に発売していることが多い。そのため、両グループともに冬曲が夏曲より少ない傾向にあるようです。

余談が長くなってしまいましたが、いくつか教えて頂いたものを挙げたいと思います。(フォロワーさんありがとうございました!)

 

両グループの冬のシングル曲

  • SMAP『雪が降ってきた』(1992年)
  • 嵐『WISH』(2005年)

 

教えて頂いた時、なんて大切な冬のシングル曲を忘れていたんだ…!となったSMAPの『雪が降ってきた』と、ドラマ『花より男子』の主題歌でもおなじみ、嵐の『WISH』。

『雪が降ってきた』は6thシングルでデビュー2年目に発売された曲です。光GENJIの曲よう昭和歌謡曲の要素があるかわいい曲ですが、SMAPにも(特に中居くんは大好き)ファンにも人気の高い曲です。色々な理由がありますが、私はこの1曲に5つのバージョンの『雪が降ってきた』があるからではないかと思います。①オリジナル、②アルバム『SMAP 004』(1993年)収録ver. 、③ベストアルバム『COOL』(1995年)ver. 、④リミックスアルバム『BOO』(1995年)収録ver. 、⑤ベストアルバム『pamS(裏スマ)』(2001年) です。特に裏スマのballad versionは人気が高く、ポップで可愛いオリジナルとは真逆で、切なくて大人な『雪が降ってきた』になっています。きっと中居くんの好きが溢れ出て4回も新たに収録された上に、リミックスまでされたことからその愛がファンに伝わったのではないでしょうか。

そして嵐の『WISH』。『Dear Snow』(2010年)も冬の曲ですが、『WISH』が大好きで、嵐を本格的に好きになったのが『WISH』からだったため、この曲を挙げました。誰でもハッピーになれる、もしクリスマスを独りで過ごすことがあってもこの曲を聴けば寂しくなくなります。(返って寂しくなる人もいるかもしれない…)そして嵐はPVがいい!ということも後ほど書きますが、『WISH』のPVもいい!赤い衣装なんて皆大好物だし、もう本当にカッコイイ……。特に2005年の夏〜冬にかけてのニノのビジュアルがとってもとっても大好きでした……。曲の話じゃなくなっていますが、嵐のシングルCDにカラオケ音源の後にたまにひたすら駄べっているだけの「シークレットトーク」があります。『WISH』には通常盤にのみシークレットトークが収録されていますが、その長さが脅威の43分。花男のドラマの脚本の本読みを5人でしたり、社長にアジアで人気があると言われて日本で売れたいねと話したり、曲について話したり、とても賑やかなので気になる方はぜひ。

 

両グループのクリスマス曲

シングル『友だちへ〜Say What You Will〜』c/w曲

  • SMAP 『Christmas Night』(2007年)

シングル『弾丸ファイター』c/w曲

  • 嵐『二人の記念日』(2005年)

シングル『WISH』初回盤 c/w曲

 

そしてクリスマス曲。『Christmas Night』と『二人の記念日』はどちらもクリスマスの夜に寄り添う暖かい恋人同士の情景が思い浮かぶ優しい曲で、『Song of X'smap』は菅野よう子さん作曲で、SMAPらしい恋ではなく愛を歌う曲です。私は『二人の記念日』が嵐の曲の中で一番好きです。特に櫻井のラップ詞。当時、櫻井がパーソナリティを務めていたラジオ「SHO BEAT」では、自ら趣味で制作していた曲を流したり、二宮との共作を流したり、ラップのセルフライナーノーツを話していたりしていました。他にもクラブミュージックで話題になっている曲を紹介するなど、音楽が盛りだくさんでラジオならではの放送で、とても心地よい放送でしたが、当時この『二人の記念日』のラップ解説もしていました。それにとっても感動的し、『二人の記念日』が大好きになり改めてサクラップの良さを知ったのですが、書くと長くなりそうなので(既に長い)、某動画サイトに音源があったので貼ります。

 

- YouTube

 

嵐の冬曲は『とまどいながら』のc/w曲である『冬のニオイ』も好きです。大野智のソロは国宝…。また、SMAPは⑦でも触れる1994年以前の物語性ある恋愛ソングである『ひとりぼっちのHappy Birthday』も冬曲として挙げてもらいました。また、『朝日を見に行こうよ』は冬限定ではないものの、冬の朝日を見に行ってほしい冬曲として挙げてもらいました。こちらも恋愛ソングではあるものの、頑張ろうと思わせてくれるSMAPらしい応援歌でもあります。ありがとうございました!

 

 

⑥両グループの卒業ソング
  • SMAP『ずっと忘れない』(1993年)
  • 嵐『Step and Go』(2008年)

 

全く系統の違う2曲の卒業ソングですが、どちらも好きなので紹介。SMAPの『ずっと忘れない』は、前述した通り『オリジナルスマイル』や『がんばりましょう』以前の26年前(に、26年前……)の曲で、光GENJIの曲のような物語性を感じる学生の恋愛模様を描いた曲です。

嵐の『Step and Go』は卒業というより別れと出会いがテーマですが、特に好きな櫻井のラップは、自身が大学を卒業する時期に制作した曲『ペンの指す方向』(これもラジオ「SHO BEAT」で流していました)の歌詞から一部取ったものです。(ちなみにシングル曲『PIKA★★NCHI DOUBLE』でも一部使われている歌詞があります。) いまは違う道にそれぞれ進むけど、またいつか巡り会おうというメッセージ性が良い。『ペンの指す方向』も良かったらぜひ。

ペンの指す方向 chapter.1

Pen no Sasu Houkou Chapter 1 - Sakurai Sho - YouTube

ペンの指す方向 chapter.2

ペンの指す方向 Chapter II (Sakurai Sho) - YouTube

※chapter.2の冒頭は翔さんの弟さんの声だそうです。

※本当はchapter.3もありますが音源見当たりませんでした。

 

 

昭和歌謡曲っぽい物語性のある恋愛ソング
  • SMAP『日曜日のアニキの役』(1993年)

アルバム『SMAP 004』収録

  • SMAP『話をしていたくて』(1995年)

アルバム『COOL』収録

  • 嵐『身長差のない恋人』(2003年)

アルバム『How's it going?』収録

  • 嵐『チェックのマフラー』(2004年)

アルバム『いざッ、Now』収録

 

先ほどから話している具体的であるがために可愛いが溢れ出ている1994年以前のSMAP曲。そして嵐にも特に3rdアルバム『How's it going?』と『いざッ、Now』にそのような曲がいくつかあります。SMAPはたくさんありますが、『日曜日のアニキの役』・『話をしていたくて』の2曲を挙げました。『日曜日のアニキの役』は前に例として挙げましたが、

大好きな幼なじみの女の子にお兄ちゃん扱いしかされなくてガッカリ😰💦そんな時男のコと歩く君を見つけていつもと違う君にショック😭💔また一緒に出かけた日曜日。わざと怒ってみせて黙って歩いたら心配してくれてちょっとラッキー🌟そんな時急ぐ人に押されてつまづく君を思わず抱きとめちゃった!😳❤️次回はどうなっちゃうの〜!? 『日曜日のアニキの役 』第2巻へつづく!😉💫

というあらすじが容易に思い浮かぶんですが、連載開始はいつでしょうか。

『話をしていたくて』は、絶対に大学サークルの人気の女のコと付き合ったっていう歌だし、嵐の『身長差のない恋人』は身長が低くて悩んでいる男のコが牛乳飲んだり女のコにスニーカー履かせたり…って可愛いにも程がある歌だし、『チェックのマフラー』は不器用な男のコと女のコの温かくて優しい歌…。『身長差のない恋人』と『チェックのマフラー』は同じ作詞家さんで『言葉より大切なもの』の作詞家さんと同じ方です。

 

 

⑧とにかくカッコイイシングル曲
  • SMAP『Mistake!』(2013年)
  • 嵐『Crazy Moon~キミ・ハ・ムテキ~』(2009年)

 

カッコイイシングル曲。両グループ共にたくさんありますが、この2曲。嵐は『truth』(2008年)や『Believe』(2009年)、『Monster』(2010年)がカッコイイ曲としてよく挙げられますが、私は『Crazy Moon~キミ・ハ・ムテキ~』が1番カッコイイと思います。PVもだしこの頃の5人のビジュアルも、メロディや歌詞も。そしてSMAPの『Mistake!』と同じすれ違いの男女の歌がテーマであるからです。

SMAPの『Mistake!』は、発売当時に「ナカイの窓」で中居くんが「SMAP5人全員がかっこいいから」という理由で一番好きな曲として挙げたくらいカッコイイ曲です。後にも書きますが、この『Mistake!』がアルバムバージョンで収録されているアルバム『Mr.S』(2014年)はSMAP最後のアルバムにして、最高にカッコイイアルバムです。そしてこのライブツアーは全人類が惚れるカッコ良さ。(このライブについても後ほどまた触れます)

 

⑨グループのシリーズ曲

SMAP

  • 『Five Ture Love』(1999年)

アルバム『BIRDMAN ~SMAP 013』収録

アルバム『SMAP 015/Drink! SMAP!』収録

  • 『CRAZY FIVE』(2012年)

アルバム『GIFT of SMAP』収録

 

  • 『Theme of ARASHI』(2002年)

アルバム『HERE WE GO!』収録

  • 『COOL&SOUL』(2005年)

アルバム『ARASHIC』収録

  • 『Re(mark)able』(2007年)

写真集『ARASHI IS ALIVE!』初版特典CD収録

ベストアルバム『All the BEST! 1999-2009』初回限定盤収録

 

2014年の27時間テレビのノンストップライブをたまたま見た時に、SMAPにも嵐のようなメンバー紹介・過去と未来が描かれた挑戦的な曲のシリーズがあるのか!と初めて知りました。(他のジャニーズグループにもそういう曲があることも初めて知りました。)

SMAPは「5シリーズ」。3曲ともアルバム『SMAP 25 YEARS』にも収録されています。後ほど触れますが嵐は大きな転機の前にこれらの曲が制作されていますが、SMAPは逆に転機があったからこその彼ら5人の未来へ向けた歌として制作されたのではないかと私は思います。

『Five True Love』はしんご作詞・N.マッピー(中居くん)作曲です。メンバー紹介のラップがありながらもSMAPの意志が示された曲と捉えられます。

森くんが1996年にSMAPを脱退しても、

どんなに逃げてても On the 地球(ほし)の手のひら 西は東答えはナシ」「探す 失くす 何度も壊して 迷う 目指す 笑えるときまで 変わりながら変わらずいられる それが得意のForm

解散の噂が立っているがSMAPは、

人ゴミかきわけ 逃げてるわけじゃない」「いつでも誰にも やさしいわけじゃない

2曲目の『FIVE RESPECT』は『Five True Love』と同じ中居くんによる作曲であるにも関わらず、歌詞の面でもメロディからも迷いが消え明るさが見えます。

ピンチはほら チャンスだと」や「今俺fine 素敵なmind

などの歌詞からもその心境や姿勢の変化が伺えます。『FIVE RESPECT』は、稲垣の活動自粛からの復帰に対するおかえりのメッセージも含まれています。

インテリ革張り雨降りあやまりお帰りハリキリ ゴロー!」「エビバディー Smoky Crazy Party どこにいてもわかってる エビバディー Crazy Feeling Party Very fine Buddy 感じてる

そして『CRAZY FIVE』はスマオタさん以外でも知っている方が多いのではないでしょうか。

そして根気強くここまで読んで頂いた方には、長いだけで中身のないブログだと分かられてしまったと思いますが、色々と歌詞や音楽のことを解釈・考察しながらもうまく言葉にできない人間で、『CRAZY FIVE』についても色々と思っているところは多いものの、纏められる気がせず、疲れもでてきたため(この時点で12000字超えですが、読んで頂いて本当にありがとうございます) 分かる…!となりながらもなるほど……とさらに考えさせてくれる素敵なブログがありますので、勝手に引用させてもらいますがこちらを参照して頂きたいです。

 

Crazy Fiveは神曲なんじゃないかと思う - 誰でもいいって訳じゃない

 

そして嵐のシリーズ曲。この3曲特に『COOL&SOUL』と『Re(mark)able』を聞いて欲しい。

2002年・2ndアルバムに収録された『Theme of ARASHI』は岩田雅之さんによる作詞ですが、ここから始まります。櫻井による本格的なラップ詞の作詞は2003年からで、まだこの頃はしていなかったため、『Theme of ARASHI』も櫻井によるものではありませんが、『COOL&SOUL』や『Re(mark)able』で『Theme of ARASHI』の歌詞を参考にしていると考えられるフレーズが散りばめられています。嵐というグループ名は五十音で"あ"、アルファベットで頭文字が"A"であるため、頂点に立つという意味が込められて付けられたグループ名ですが、気象の"嵐"と彼ら5人の"嵐"をかけた歌詞であるこの3曲を聴くと、改めてグループ名が"嵐"で良かったと感じさせられます。

そうさ確かに青二才 しかし五人と共にさらおう時代」「小さい予報士達も去ってすぐ 俺ら嵐がやってくる

そして2006年・6thアルバムに収録された『COOL&SOUL』。吉岡たくさんのアレンジと櫻井によるラップ詞がとてつもなくCOOLでSOULがある。この曲もまたラップ詞解説や韻の解説をラジオで自ら行っていましたが、音源がなく………。当時なぜ録音もメモもしていなかったんだと後悔の海に溺れかけていましたが、なんとレポを載せてくれている方がいた…。という訳でこれも僭越ながら引用させて頂きます。

 

7/15 SHO BEAT その2 - ちょこっと嵐

 

4つ前のアルバムに話は遡るんだけどさ」は「2枚目のアルバムに話は遡るんだけどさ」

『Theme ofARASHI』というとうの昔から始まっている。

この『COOL&SOUL』は初の嵐のアジアツアーに向けて制作されました。

見上げる形 常に頭上」、「世紀ミレニアム 股にかけ 乗り越えるには高い壁」、「カラカラカラ喉潤すのには あなた方が必要なの とにかく」「眠る体も起き出す すぐに俺たちの事を欲しがる

からは、俺たちは上に行くがしっかりついてこい、嵐無しでは生きていけないくらい大きくなる、という強気なメッセージが感じ取れます。

太陽光がSMAPだと言われていた、という話があったんですね。後ほどまた軽く触れますが、この3曲とはまた違ってラップ詞を櫻井が書き、5人が歌うという曲は多くあり、その中にベストアルバム『All the BEST! 1999-2009』の通常盤にのみ収録されている『Attack it!』という曲があります。その歌に次のようなフレーズがあります。

外野の言葉はシカトする

雑誌で本人が話していましたが、そのフレーズの"外野"は誰かを示すということではなく、我が道を行くという意味で書いた詞であると話していました。よく偏向報道や熱愛報道があった時に、嵐ファンの人が「外野の言葉はシカトするだよ😡」というようなツイートを見かけることがありますが、そういう意味ではないよということをめちゃめちゃめちゃめちゃ強く主張したい。

話が逸れましたが、『COOL&SOUL』で言う太陽光も誰を示しているわけでもなく、自分たちの目標を目指して我が道を行くという意味が込められているのではないでしょうか。

そして2007年の『Re(mark)able』。これは5人からのメッセージソングとして、ライブ写真集の付録として収録されました。曲は付録なんてレベルではありません。こちらも吉岡たくさんによる作曲ですが、『COOL&SOUL』を超えるかっこよさです。ちなみに初の国立競技場ライブの模様を収録したDVD『ARASHI AROUND ASIA 2008 in TOKYO』に、『Re(make)able』の櫻井の制作映像と5人のレコーディング映像が収録されています。この曲は初の国立競技場ライブ・2度目のアジアツアーに向けた曲です。

とんでもなく甘い気象予報 曰く俺らは異常気象」「東から西へとかけて大移動 散りぢりばり行くこの大気上」「噂じゃどうかな まるで大穴 そんなもんで勝てそうかな?」「獣の道でも通らば… ah おっとと止まらない」「兎よりもカメ進む猛追 耐えきれずいまじゃ大洪水

冒頭の歌詞からは、嵐の人気の急上昇の様子が表され、

ここ東京の中心から 世界へ羽ばたく」「大地から地上へ瞬く」「未だ決して何一つ変わらず」「ありのまま何一つ飾らず

では、でも世界へ羽ばたいても俺たちは何も変わらない。このままのスタンスでい続ける、と読み取れます。SMAPの『Five True Love』と似ている気がしますね。
08ARASICK 再発 船出の前に一つ挨拶」「未開拓地をまたまた開拓 LIGHT UP! 聴衆灯せ 松明

世界へ羽ばたく前にもう一度ファンに俺たちについてこい、というメッセージを送る。

これもラジオで解説していた気がしますが、ついに音源もレポも見当たらなかったため、見苦しいですが、簡単に1番だけ自分なりの解釈を書きました。

 

SMAPの「5シリーズ」はメンバー紹介も含めた彼らなりの彼らにしか歌えない曲たちのシリーズですが、嵐の3曲はファンに向けたメッセージのみとなっており、メンバー紹介曲として他に『La tormenta 2004』(アルバム『5×5』(2004年)収録) というものがあります。また他に、先ほど挙げた『Attack it!』や『5×10』、『5×20』など上記で述べたように、嵐自らが作詞作曲したメッセージソングは他にも多くあります。そして櫻井翔のソロ曲も『COOL&SOUL』と『Re(mark)able』と同じくらいぜひ聞いて欲しい。特に『Anti-Anti』という曲は過激で、素晴らしいのですがライブでしか歌われておらず、ライブDVD『2004 嵐! いざッ、Now Tour!!』と『ARASHI AROUND ASIA+ in DOME』のみの収録で、CD音源化されていません。

ならアイドルがどれほどか見せてやるよ!

How many girl did you get?俺はこんだけ人数いるぜ」「たかがアイドル 風情がタイトル奪い取る 最速で奪い取る

そして2008年のアルバム『Dream “A" Live』の初回盤に収録されたソロ曲『Hip Pop Boogie』。これは全歌詞がラップ詞のため全て櫻井による作詞です。

このメンツで 届けるぜ 歴史のページをいまめくれ」「World is mine 時代is mine 未来is mine」「大卒のアイドルがタイトルを奪い取る」「ステージ上終身雇用」「いま時代が手の中に」「こんなゆっくりでいいんだって こんな俺らだってでもいいんだって こんな景色まで見られるなんて こんな… こんなとこ来てたなんて

全歌詞が素晴らしくて全て載せたいくらいですが、抜粋です。これを国立競技場のライブで歌っている姿が本当に楽しそうでかっこよくて擦り切れるくらい見ていました。特に「こんな景色まで見られるなんて」で、7万人のファンがうつされるのが何度見ても最高すぎて鳥肌がたちます。2015年のライブでは『Hip Pop Boogie chapter.Ⅱ』として、歌詞が少し改変されて歌われたそうで胸熱すぎますね…。

SMAPもですが、櫻井が嵐が周りに囚われず、我が道を行く精神を貫いてきたというのが分かります。嵐はSMAPの代わりでもなく、事務所のエゴでもなく、嵐そのものなのです。

 

 

ようやくこのブログも佳境に差し掛かってきました。最後に私的嵐・SMAPの聞いて欲しい、見て欲しい作品を挙げます。……まだ見られていないものもあるしド新規のくせに何を…なので、逆におすすめの作品があれば教えてください。

 

アラシノススメ

  • CD編

とりあえずまずベストアルバムである『All the BEST! 1999-2009』です。初回盤には『COOL&SOUL』・『Re(mark)able』も収録されている上に、5×10に収録されている嵐のシングル曲は全ていいです。でももしかしたら今年『5×20』というベストアルバムが発売されるかもしれないので、それを待つのもありです。

オリジナルアルバムは、私は2ndアルバム『HERE WE GO!』〜7thアルバム『Time』が全て好きですが、特に5th『One』、6th『ARASHIC』がオススメです。『One』は5人も気に入っていてファンにも人気が高い『Yes? No?』、『素晴らしき世界』や、夏の田園風景が思い浮かぶような優しい曲である『夏の名前』、『風見鶏』他5人のソロ曲を含め、良曲しかありません。このアルバムに収録されている『Lai-Lai-Lai』をMステで歌った時、SMAPもちょうど出演していて嵐が歌ってる時うしろで騒がしい中居くん、がさすが後輩大好きな人だな…となって微笑ましいです。

ARASHIC』はバラエティーに富んだ楽しいアルバム。ライ定番曲である『CARNIVAL NIGHT part2』、ウエディングソング『シルバーリング』、そして『COOL&SOUL』も収録されています。最近通常盤にのみ収録されている『LOVE PARADE』の作曲家さんが船山基紀さんだと知り頭を抱えました…。素晴らしき……。また、4th『いざッ、Now』でもそうですが、ソロ曲が無い代わりにそれぞれ5人がメインボーカルとなる曲がそれぞれあり、大野メインの『Ready To Fly』と相葉メイン『Secret Eyes』が死ぬほど好きです。私は相葉雅紀の歌うラップに弱いです。とてつもなくかっこいいのです。『COOL&SOUL』や『Re(make)able』にもありますが、『Secret Eyes』のラップは特にかっこいいのでぜひ注目して聴いてください。

本当に他のアルバムもシングル曲c/w曲も全ていいです。

櫻井担であったため、櫻井が詞を書いた曲を多く挙げていましたが、二宮による作詞・作曲もいい。『ファイトソング』、『エナジーソング〜絶好調超!!!!〜』、『5×10』は5人による作詞、二宮による作曲のものです。他にも自身のソロ曲の作詞作曲も行っており、全て良いのでこちらもぜひ。

 

  • 映像編

嵐はPVが特にいい!

私は嵐の映像作品で特にPVが好きです。全て良いですが、特に『WISH』、『きっと大丈夫』、『アオゾラペダル』、『Love so sweet』、『We can make it!』、『Happiness』、『Step and Go』の7曲と流れが好きです。わちゃわちゃが見たい人は『きっと大丈夫』『Happiness』。ストーリー形式の切ないPVは『アオゾラペダル』。他3曲はかっこよくて可愛いPVです。クリップDVD『5×10 All the BEST! CLIPS 1999-2009』をぜひ。

ライブも全て良いですが、初の国立競技場ライブ『ARASHI AROUND ASIA 2008 in TOKYO』、10周年記念ライブ『ARASHI Anniversary Tour 5×10』がオススメです。またMCが好きなので、個人的に『2004 嵐! いざッ、Now Tour!!』・『ARASHI AROUND ASIA+ in DOME』も好きです。

 

 

スマップノススメ

  • CD編

SMAPはとりあえず『SMAP 25 YEARS』です。私も解散後SMAP沼に落ちた人も、大半が『SMAP 25YEARS』→DVD『Clip! Smap! コンプリートシングルス』→ライブDVDで沼落ちしています。この流れはとても危険です。特に『SMAP 25 YEARS』はファンの方による投票によって制作された最後のベストアルバムであるので、間違いありません。全て良曲です。

オリジナルアルバムでは、まず最新の『Mr.S』。最高で最高のカッコイイ歌ばかりです。これを聞いてからぜひMr.SライブDVDへ。また『We are SMAP!』や『GIFT of SMAP』人気が高いです。少し前のものだと、最初に挙げた『SMAP 012~VIVA AMIGOS!』、様々な音楽ジャンルの要素を取り入れた『SMAP 006〜SEXY SIX〜』なども良いです。

 

  • 映像編

SMAPはとにかくライブがいい!

SMAPの醍醐味はライブ。そしてライブの構成の素晴らしさはどのアーティストにも勝るものだと確信しています。SMAPのライブ演出は初期は中居くんが行っていましたが、慎吾くんによる演出になり、どちらも楽しさを感じるところがあり随所にファンへの愛と面白さが散りばめられているところも良い。衣装もカッコイイしセトリも素晴らしい。全てが良い。行ったことないですが、SMAPのライブは世界一です。SMAPのライブに行くことが一生見続けたい夢です。特に衝撃的なライブは、最新の『Mr.S "saikou de saikou no CONCERT TOUR"』。OPからガッツリファンの心を掴んできます。初めて見た時あまりのカッコ良さに泣きました。

 

Mr S - YouTube

 

見ないと人生損です。このOPは絶対に必見。どのライブも多くの工夫が施された面白さがありますが、私は『Pop Up! SMAP LIVE! 思ったより飛んじゃいました! ツアー』、『GIFT of SMAP CONCERT'2012』が好きです。オシャレでカッコイイ『SMAP 2008 super.modern.artistic.performance tour』もオススメです。

 

 

という訳でやっと書きたいことを一通り書けたと思います。誤字脱字や情報間違えがあったら、こっそり編集したいと思います。。

「嵐は事務所に守られてここまで来れた」と考えているスマオタさんや「SMAPの曲なんて有名どころの曲だけだ」と考えているアラシックを中心に、両グループのファンでない方にもぜひ曲を聞いて頂きたい。考えを改めて欲しい。彼らの音楽性の素晴らしさを知って欲しい。

というのが、このブログを書いた主旨でしたが、ただのSMAP・嵐語りになってしまったと言えなくもありません……。しかし、読んで頂いてSMAP曲と嵐曲の良さを感じて頂けたら、2グループに対して何か感じて頂けたら嬉しいです。

 

ここまでお付き合い頂きありがとうございました。